映画『舟を編む』 第38回報知映画賞 主要3部門 受賞!!!

映画『舟を編む』が、第38回報知映画賞 主要3部門<作品賞/主演男優賞(松田龍平)/助演女優賞(池脇千鶴)>を受賞した。

本作での松田龍平の主演男優賞受賞は、先日授賞式が行われた第5回TAMA映画賞に引き続き2回目となり、早くも今年の賞レースを席巻する勢い。報知映画賞では、83年の第8回で父・松田優作さんが『家族ゲーム』で主演男優賞に輝いており、同映画賞史上初の父子受賞となった。池脇千鶴は、99年の第24回報知映画賞で『大阪物語』の演技において新人賞に輝いており、同映画賞2度目の栄冠となる。


受賞者インタビューより 

■作品賞: 石井裕也監督
作品賞もさることながら、松田龍平さんが主演男優賞と聞いて、喜びと安堵が強かったです。 辞書を作る物語は、確かに地味で映画にしづらいと思うかもしれませんが、 一人の男が腹を決めてやり遂げようとするドラマとして見れば、むしろ壮大でアドベンチャー的な世界になると思い、挑みました。 こうやって評価していただくことで救われる気持ちもありますが、これからも作品ごとに大きなプレッシャーとの戦いが続いていくし、一作一作全力でぶち当たって勝負していくしかないと思っています。  

■主演男優賞: 松田龍平
こんな素敵な賞をいただくことができて、とても嬉しいです。 最近、自分が何をやったかよりも、人とのつながりを考えるようになりました。自分ではどうしようもない力、目に見えない力が働いているような。人や作品といい出会いがあって、思いが繋がっていくことを感じます。ちょうど30年前に父が同じ賞を受賞したというのも、そんな繋がりの一つかもしれませんし、『舟を編む』という作品に出会って、石井監督に出会って、いろんな変化がありました。初めて、あらゆるプレッシャーを真っ向から受け止めてやってみようと思えた作品です。 これからも今に満足せず、挑戦し続けるしかないと思っています。

■助演女優賞: 池脇千鶴
今回、賞の知らせを聞いて、「え、何事!?」みたいな感じでした。今年頑張ったご褒美。有難うございます。 『舟を編む』は、何十年もかけて辞書を作るお話が面白いと思いました。私は出演時間的にはそれほど長くはないのですが、そんな私が賞をいただけたというのは嬉しかったです。 これからも見る方に印象付けられる演技ができるように、私らしく頑張っていきたいと思います。  



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発売元:アスミック・エース/販売元:松竹 
(c)2013「舟を編む」製作委員会

  
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