映画『凶悪』 新藤兼人賞2013【金賞】、白石和彌監督が受賞!

9月21日全国公開され大ヒット公開中の映画『凶悪』(配給:日活)の白石和彌監督が、新藤兼人賞2013の【金賞】を受賞した。

【銀賞】には、奥谷洋一郎監督の『ソレイユのこどもたち』が選ばれた。過去にこの賞を受賞した監督には、『幻の光』是枝裕和監督、『ハッシュ!』橋口亮輔監督、『蛇イチゴ』西川美和監督、『BORDER LINE』李相日監督、『運命じゃない人』内田けんじ監督、『アヒルと鴨のコインロッカー』中村義洋監督など、現在の日本映画界の最前線で活躍している映画監督たちが名を連ねている。

 【新藤兼人賞】とは、日本映画の独立プロ56社によって組織される日本映画製作者協会に所属するプロデュ―サーが「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」という観点から その年度で最も優れた新人監督を選ぶ。他の映画賞とは全く違う選考基準を持ち、現役プロデューサーのみが審査員をつとめる日本で唯一の新人監督賞だ。 今年で18回目を迎える本賞は、「新人監督たちを発掘、評価し、今後の日本映画界を背負ってゆく人材を育てたい」というプデューサー達の思いから1996年に「最優秀新人監督賞」としてはじまり、2000年より、日本のインディペンデント映画の先駆者である新藤兼人監督の名前をいただき、現在の名称となった。第9回(2004年)から新人監督作品に該当する全作品(前年12月~本年11月公開)の中から選考するという方針になった。新人監督に該当する作品数は年々増えており、2013年度は、126本の中から選ばれた。 授賞式は、12月6日(金)12:00~14:00 東京會舘11階 ゴールドルームにて行われる予定で。

さらに、白石和彌監督は、TAMA映画賞「最優秀新進監督賞」も受賞。(※授賞式は11/23(土・祝) ) 今年の年末から年明けに行われる賞レースに、映画『凶悪』とともに席巻する予定だ。


■出演:山田孝之 ピエール瀧 池脇千鶴 リリー・フランキー 
■原作:新潮45編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』(新潮文庫刊)
■監督:白石和彌 脚本:高橋泉、白石和彌
■企画協力:新潮社
 ■配給・宣伝:日活 
 (C)2013「凶悪」製作委員会 


 映画『凶悪』大ヒット公開中!