本作は、本年8月22日に香港で限定公開映画として2スクリーンからスタート(配給:Edko Film)。公開途中からスクリーン数は公開時の倍にまで増加し、 年を越えて2014年までロングラン上映予定だ。
11月10日時点での興行収入は213万香港ドル(日本円で2,735万円/11月14日レート)を突破し、これまでに3万7,000人以上の観客を動員した。これは、日本での数々の大ヒット作の記録を上回り、山田洋次監督作品『東京家族』の香港公開時と比較すると、2倍以上の興行収入を記録している。
映画『舟を編む』の香港での記録的大ヒットは、香港映画評論家・メディアによる称賛の映画評や観客たちの口コミによるもの。香港日刊英字新聞「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」及び香港週刊誌「MINGPAOWEEKLY」では共に星4.5ポイントの高評価を獲得。 さらに、香港の著名人や現地批評からは以下称賛の声が続々と届いている。
<香港著名人からのコメント>
◆蔡 瀾(チャイ・ラン/香港を代表する文化人)
「こんなにも涙して満足した映画は久しぶりだ。とても“爽快”な気持ちになった。」
◆黄修平(アダム・ウォン/“福岡観客賞”を受賞した香港映画「狂舞派」の監督)
「ぜひ沢山の方に強く勧めたい。仕事を真剣に取り組むというどこにでもあるストーリーが、丁寧に美しくそして魅力的に描かれていて、元気づけられた。音楽が作品のいいスパイスになっている。情熱や夢を追うことに必ずしも理由は必要なく、“なぜ”よりも“どうやって”
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夢を追うのかが大事なのだ。」また、映画『舟を編む』は世界各国の映画祭への出品が決定しているが、来年2014年1月にアメリカ・カルフォルニア州にて開催の、第25回パームスプリングス国際映画祭への出品も決定した。パームスプリングス国際映画祭は、北米で開催される映画祭の中ではトップ・クラスの映画祭の一つで、米・アカデミー賞の前哨戦とも言われている。
本作は来年2月には韓国での劇場公開も決定。数々の海外からの高い評価を受け、今後一層海外からの注目が集まることは確実だ。
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